こちらのトランクルームは「INABA96プレミアムクローゼット」。別名レンタルスペース・・ではなくてレンタル収納スペース。100人乗っても大丈夫のイナバ物置(株式会社稲葉製作所 )の会社です。写真の物件は現在キャンセル待ち。昨年から空きを待っていますがなかなか空きません。立地といい雰囲気といい、人気物件だと思います。「INABA96」の96はクローゼットと、親会社のブランドメッセージの100になぞらえていそうですね。
今まで仕事で多様なホテルを見て来ましたが、基本的に清潔さはもちろんの事、ニオイの問題はかなり重要だと感じています。印象として強く残るんですよね。INABA96はトランクルームではありますが、印象としてはホテルのような清潔さと安全性、要は印象をアップさせた仕様になっているのが、ビジネスモデルとしても利用者目線としてもいいところ。
イイニオイ、
BGMあり、
内装センス良し、
立地良し、
夜でも明るい、
堅牢(企業イメージからして想像できる)
・・と住環境に求められるような性能と、安心を意識して作られています。
トランクルームは昨今のスキマ空間産業の拡大に伴い、以前より格段に利用しやすくなっていますが、実際に東京都心部で”近くの物件” を探してみると、駅から大分遠い場所になってしまいます。有るには有るんですが、主流としては専門業者向けの車で乗り付けるような場所にあるものが殆ど。かつ古い建物の地下など、換気の無い場所や、老朽化もしくは隙間がある給排水設備から来るカビ臭のある場所というイメージがあって、気軽には借りられません。
私が以前利用していたトランクルームも、安さは利点でしたが、屋内の地下で換気が悪いのかカビ臭があり、時期によっては息を止めるか、マスクをするかして利用しており、洋服も一部置いていたので荷物に匂いが移ってしまう、というのがあり、永くは借りられませんでした。
こちらはキュラーズの例。
最近は初期費用無し、保証人(もしくは保証制度を利用する為の料金)不要、最初の数カ月が大特価のものが主流。こういった個人向けのトランクルームはニーズが高そうなので、郊外から都心部にどんどんさらに良い立地に、と拡大して行くかもしれません。
物件選定担当の瀧本(あらもう40:略してアラフォー)です。建物を調査評価する仕事、デュー・デリジェンスの関係で、Sabori 研修センター開業の勉強も兼ね人気のホテル、リモートワーク、テレワーク体験を執筆。記事は業務上、時期をずらし公開する場合あり。
テレワーク・リモートオフィスのススメ:
仕事が少ないシーズンに家賃負担の大きい事務所を借り続けるリスクを考え、会議室やホテルでリモートワークするスタイルを取り入れています。Saboriは安さに反した居心地良い場所を意識し、自社でDIYを行い(楽しみ)コストカットしています。都内での小規模事業・スタートアップに於いては、このようなコストカット&場所を変えて全集中、といったワークバランスを是非オススメ致します。