5月中旬にミロ展(東京都美術館)に行った帰りに。仲間と感想を語り合って来ました。

場所はレンタルスペース Sabori 飯田橋南にて。
今日集まったメンバーの何人かは現代美術品のコレクションをしているので、現代美術作品のガイドブックなどを見つつ、ほぼその話メインでの集まりです、笑・・・(下記はミロ展の撮影許可エリアにて)。







ジョアン・ミロ(スペイン)について…
シュルレアリスムを代表する画家・彫刻家ミロは、1969年に来日し、大阪万博で巨大壁画を制作しました。現在は大阪万博の遺産として国立国際美術館(大阪)に所蔵されています。今現在、丁度大阪万博が開催されていて、ミロは万博にゆかりのあるアーティストとも言えます。今回は、万博前の1966年、東京国立近代美術館で回顧展が開かれて以来、約60年ぶりのミロ展です。
個人的に彼の作品は、ザ・昭和モダン…更に言うと高度経済成長期の工業デザインのようなイメージがあります。昭和の時代に流行したデザイン、特に公共施設やその敷地内の彫刻、企業ロゴ、ポスターに用いられたデザインを思い出させるものです。丸、四角、三角、線などの基本的な図形と原色を使った激しい色使いなど…。子供のころ日本中をあちこち連れて行って貰った時に見たもの、または昭和の時代のドラマのセットが記憶の底からよみがえる感じでした。
ちなみに、最近だと2020年7月にロンドンで行われたオークションではこちらの絵が30億円で落札されています。とんでもない額ですね。


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