レンタルスペース 飯田橋302で、不定期開催している日本酒好きの集まる会の一環で、先月仲間数名と東京都青梅市の「澤乃井-小澤酒造」の酒蔵見学へ行ってきました。

酒蔵見学は、事前申し込み後、指定された場所で現地集合後、約30分ほど澤乃井の方に蔵の中を案内して貰えます。
※現在見学は無料、お猪口付きですが、2025年7月1日からは有料(一人700円、お猪口付き)になります。
今回は、私が予約&案内役で行く事になりました。結構昔にはなりますが、以前2度行ったことがあった為。見学は、澤乃井園の敷地内にある売店で先に見学の受付を済ませる必要があるので、売店でご飯を食べ、お酒を飲んでから見学に行く事に。
澤乃井酒蔵と澤乃井園
青梅線の「沢井駅」で、皆と現地集合して、駅を出て少し歩くと看板や建物が見えてきました。この道は青梅街道。あの新宿駅の横の大通りで有名な青梅街道です。ずっと続いています。


「澤乃井 きき酒処」
地下道のトンネルをくぐると・・・・「清流ガーデン澤乃井園」の広々緑々とした庭園が見えて来ました。右手と左手奥にはレストランがあります。その奥は橋があって多摩川、その奥は多摩川に沿って御岳渓谷遊歩があります。
ここで特筆すべきは、右手前にある階段を上がったところにある「きき酒処」。出来立てのお酒、いわゆる「亀口酒」を500円で試飲することが出来ます。試飲すると澤乃井製のお猪口が1つ付いてきます。出来立てのお酒、売店の蕎麦や山菜の天ぷら、手前を流れる多摩川の清流眺め。最高においしい!澤乃井の日本酒は都内だとお手軽・お手頃でコンビニに売っているイメージがあり、あのお酒の出来立てを飲む、というのも何だか感慨深いです。
多摩川のせせらぎと、木の葉ずれの音が良いBGMになっていました。半外の売店レストランは自然と一体になったような開放感があります。山や川から吹き上げて来て、新緑の木の間をぬって肌に届く、心地よいフレッシュな風を感じます。





酒蔵見学
時間になったので、10分前に現地集合。
澤乃井-小澤酒造の創業は元禄15年(1702年)との事で、創業当時に建てられたとされる「元禄蔵」が現役で使われています。梁や柱は当時のまま。当時の建築技術が現代も活かされており、夏でも蔵の中が涼しく保たれているそうです。なんと素晴らしい。
澤乃井ブランドで使用されている「酒米の王様」、精製されてゆく山田錦の様子を(瓶詰などにされた状態のもの)見ることが出来ます。ここら辺の見学の工程はビール工場の見学でも同じですね。






周辺散策
見学後ちょっと時間があったので、皆で御岳渓谷遊歩を一駅分歩いてみました。帰りは御岳駅から帰宅のつもりで。
しかし凄いのが、休日ではあったにしても、カヌーやら水遊びやら、もうわんさか民間団体や学生団体や家族連れ・・人が山のように居ました。笑
御岳渓谷遊歩は脇に茶屋などもあって、体験型観光スポットのようです。
深大寺にちょっと雰囲気が似ていました。
大自然が都心からお手軽に体験できる場所にあるというだけあって、都会の喧騒を忘れて・・とまでの感じではなかったですね。でも最高のお酒レジャースポットでした。






KEIO 御岳登山鉄道
ちなみにこちらは以前、個人的に知人と行った、御岳駅からバスで乗り口まで行ける御岳登山鉄道です。都心が一望出来たり、こんな山奥にケーブルカーなんてあったんだ!?という驚きを貰える、何とも山深い場所にあるので、時間がある時ここまで来たならぜひ体験することをお勧めします。







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