今日はフォントの日(4/10)だそうです。
皆さんも記念に今日は「ホント?」という場面では、「フォント?」と言い換えて1日過ごしましょう。
老舗フォント企業、株式会社モリサワさんの会社は飯田橋駅から当スペース(Sabori 飯田橋301・302)迄の通り道にあり、時々知り合いと目白通りを通る時に「あっモリサワフォントだ!」と言われます。
Adobeなどソフトウェアにセットで入っていることも多いモリサワフォントですが、私は以前仕事で特定のフォントをよく使っていたので単体でいくつかモリサワフォントを持っています。
― 1書体から買えるSelect Packという商品があります。モリサワフォント Select Pack
― 世の中にはフリーフォントも相当数あり、私も複数持っています。フリーフォントお試しサイト ためしがき
以前「LINEスタンプ」に凝っていた時、絵+文字を書くにあたり、オリジナルフォントを作ってみようかな?と思っていたことがあったんですが、書き溜め始めてみて常用文字100文字程度ならすぐに溜まるんですが、1000文字は無いと勝手が悪いと感じたので、自作はなかなか大変です。自分で書き溜めるのを気長に待つかな~と思いました(まあ実現不可能…ムリでしょう)。
アレンジの許可されているフォントも多数あるので、それをベースにつくるという手もあります。
ちなみにLINEもオリジナルフォントを製作していて
無料でダウンロードする事ができます。商用利用も可、言われてみるとLINEっぽいかわいくて美しい書体です。 LINE Seed JP
モリサワフォントは全体的にクオリティが非常に高く見栄えがします。ある大手企業さんの広告は基本的にメジャーで有用なモリサワの2フォントのみを使用していたりします。視認性の良さに加えて抜群にスタイリッシュなので、製品や広告等に使う文字としてに非常に映えます。(他にもダイナフォントやら色々あります)
私が好きなフォントの1つにDINがあります。ドイツ製の工業製品発のフォントです。オシャレでスタイリッシュなロゴのベースに使用されることも多く、直近だと東京オリンピック2020の数字で有名です。
大学で教科書にフォントの表が載っていたのですが、その中でもDINは非常にきれいで切り取って額に飾っていました。
製品としてのフォントの歴史は工業製品と共にありますが、まだいろいろと試行錯誤し模索していたころ、特に戦前の画一化されていなかった頃のフォントが非常に味わい深く、皆々様の努力がうかがい知れて、芸術面的でとても好きですね。
一昔前は主にタイトルの縦横の比率を詰めたり伸ばしたりして目立たせていた印象があります。
ちなみに私もよく使うフォント、小塚明朝・小塚ゴシックで有名な小塚昌彦さん(モリサワ、Adobeの重要なポジションを歴任)は昔の活版印刷時代に種字彫刻師から書体を教わった最後の世代とのこと。またご存命(95歳)です。
飯田橋は(最近特に時代の変化で印刷会社のビルなどが急激に減りましたが)印刷、建設系の企業が非常に多いという特徴のあるエリアです。そう言えば親戚の建設会社も飯田橋のお隣にあります、関係あるのかな?余談でした。
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